【新機能】iOS11.3ではバッテリーの健康状態が分かるように(ベータ版)
2018年3月30日、iPhone向けに「iOS11.3」の配信が開始されました。
iOS 11.3、本日より提供開始 - Apple (日本)
今回のソフトウェア・アップデートにより、バッテリーの健康(劣化)状態が分かるとともに、バッテリーの交換(修理)が必要な場合にはそれを推奨してくれる新機能が加わりました。
バッテリー関する新機能
バッテリーの健康(劣化)状態の確認
「設定」→「バッテリー」から、iPhoneのバッテリー状態を確認できます。
(※iPhone6以降で利用可能です。)
バッテリー交換(修理)の推奨
「設定」→「バッテリー」から設定を行うことができます。
(※iPhone6以降で利用可能です。)
電源管理機能の無効化
iOS10.2.1から導入されていた電源管理機能がユーザーによって無効化することが可能になりました。この「電源管理機能」とは、iPhoneのバッテリー劣化によって予期しないシャットダウンを避けるために、iOSデバイスの最大パフォーマンスを制限するというもの。
※ただし、ユーザーが自由にオン・オフを切り替えられるわけではないようです。
まとめ
昨年の12月、Appleが旧式のiPhoneに対して意図的にパフォーマンスを制限していたにも関わらずユーザーに開示していなかったことが問題視されました。Appleは昨年のバッテリー騒動を受けて、バッテリー状態の表示などシステムの透明性を高めつつ、電源管理機能は継続的に導入していくようです。